昨年に引き続き、今年も東京のエリトリア大使館のプログラムの一環として、6月25日に港区立白金小学校にて「国際理解教育」の出張授業を実施しました。白金小学校はエリトリア大使館の近くに位置しており、今年も同校から大使館にご依頼があり、エリトリア出身で世界こども財団の職員あるケセテが講師を務めました。
今年は3年生の4クラス、合計115名の児童が参加してくれました。昨年は図書館で実施しましたが、今年は参加者が増えたため、より広い体育館での開催となりました。当日は、白金小学校の校長先生をはじめ、担任の先生方、そして港区役所の国際交流ご担当者の方にもご視察いただきました。授業では、ケセテが、エリトリアの文化や生活について紹介し、こどもたちも興味津々で、和やかな雰囲気の中で、授業は大盛況のうちに終了しました。
このような国際理解や交流の機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。今後もこうした機会を通じて、より多くの方にエリトリアについて知っていただければと思います。
後日、出張授業に参加した約60名の児童から、感想のお手紙がエリトリア大使館を通じて届きました。
「エリトリアの言葉がたくさん知れてよかったです。」
「エリトリアの電車に乗ってみたいと思いました。」
「水を飲む時は、そんな急な所を歩くんですね。怖くないんですか?」
「チャオで友だちにさよならの意味を伝えています。」
「心に残ったのは行き方です。」
など、一人ひとりがエリトリアについて学んだことや質問などを綴ってくれました。
白金小学校の皆さん、心のこもったお手紙をありがとうございました。これからも国際理解の輪が広がっていくことを願っています。