知ること、繋がることを表現した「知繋(ちけい)」をテーマに掲げ、アフリカ・アジアの国際交流を目的とした星槎グループ最大のイベント「SEISA Africa Asia Bridge 2022(通称SAAB:サーブ)」が11月12日(土)に対面とオンラインのハイブリッドで開催されました。今年もUNDP(国連開発計画、ニューヨーク)やミャンマーといった世界の国々とをオンラインで繋ぎ開催され、アフリカ・アジアを中心に31カ国以上、約40,000名もの方々と一緒に学びと関わり合いの輪を広げることができました。

年々進化し続け今年で8回目を迎えるSAAB、今年は7チャンネルを同時配信しました。Learn and Connect Project ch(知繋プロジェクトch、4ch)「ブータン・エリトリア・ミャンマー文化交流」では、ミャンマーの日本語学校とオンラインで繋ぎ、現地の学生と交流を深めました。星槎で学ぶエリトリア、ブータンからの留学生に加え、今年3月に星槎国際高校湘南を卒業し帰国したスー・ミャットミャット・ナインさんとカウン・カン・ウーさんも現地ミャンマーからオンラインで参加してくれました。本プログラムでは、星槎大学に在学中のエリトリア人留学生デジェンさんとブータン人留学生ペンジョさんが江ノ島や鎌倉の訪問についてまとめ、ミャンマーの学生に紹介してくれました。

また、星槎の創作和太鼓集団「打鼓音」による和太鼓の演奏を一緒に楽しむ場面もありました。星槎の留学生も初めて和太鼓に触れ、その力強くも心地良いパワフルな音と響きに心を踊らせ演奏していました。

一方Sports ch(5ch)では、SAAB初の試みとなるチャリティーマラソン、『笑顔のタスキを「繋ごう」プロジェクト』を実施。中郡二宮町から横浜会場(星槎高校)までの約50キロの道のりを6人のランナーでタスキを繋ぎ完走しました。最後の走者は、エリトリアと日本の架け橋として活躍してくれている世界こども財団エリトリア人職員のケセテさんが務め、活気溢れる大声援の中、横浜会場のゴールテープを切りました。完走後には、「今こうして両国の架け橋として自分の使命を果たすことができているのは宮澤名誉会長のおかげです。心から感謝をしています。自分なりにできることを模索しこれからも自分の役割を果たしていきたいです。」と述べました。

私たちが大切にしている「共生」の理念を様々な形で実現すべく、SAABはこれからもあゆみ続けます。

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