アフリカのエリトリア国は、陸上競技や自転車競技の強豪国として知られていますが、障がいを持つ人々のスポーツはまだまだ発展しておらず、パラリンピック大会の出場経験もありません。そんな中、エリトリアでパラスポーツのパイオニアとして活動している選手がいます。男子車いすマラソンのシブハトゥ・ケセテ選手です。

世界こども財団は、エリトリア初となるパラリンピック出場へ向けて同国の文化スポーツ庁との協議を進める中で出会った、シブハトゥ選手の競技活動を支援することとなりました。

その一環として、世界こども財団ではシブハトゥ選手に競技用車椅子一式を寄贈しました。 シブハトゥ選手は3月のロサンゼルスマラソン出場のためにアメリカに滞在していましたが、その大会に間に合うよう、現地で車いすのオーダーメイドを行い、これまでのレースで戦うには不利だった古く重い車いすではなく、新しい車いすで無事ロサンゼルスマラソンに出場することができました。 結果は、序盤のアクシデントもあり15位と不本意な結果に終わってしまいましたが、次の大会そして来年のパラリンピック出場へ向けて闘志を燃やしています。

シブハトゥ選手と新しい競技用車いす

 

新たな競技用車いすでレースに臨みます

 

LAマラソンに出場しました

 

 

 

 

 

 

 

 

戻る