2020年オリンピック・パラリンピック東京大会のブータン王国選手団の事前キャンプを神奈川県に招致する協定が4月13日に横浜で締結されました。

協定1

 協定書には、日本側から神奈川県知事、小田原市長、箱根町長、大磯町長が署名し、ブータン王国からは、同国オリンピック委員会(以下BOC)会長であるジゲル・ウゲン・ワンチュク王子殿下が第5代ブータン国王の名代として、そして、宮澤会長とで名を連ねました。 この招致決定は、事前キャンプだけで留まるものではありません。オリンピック・パラリンピックを超えて、また、スポーツの分野を超えて、ブータン王国との民間レベルでの友好交流をより強固にする礎とするものです。  昨年9月、宮澤会長は、井上理事長とブータン王国を訪問し、ジゲル会長をはじめ、関係者と協議を重ねた結果、現地で「Bhutan-Japan Sports Collaboration 2016 - 2020」のMoU(覚書)を締結しています。

協定2

 MoU(覚書)と今回の招致決定…既に確定しているアフリカのエリトリアの事前キャンプとも同じ星槎箱根キャンパスで行なわれます。日本も含めた複数の国々がスポーツを通じて関わり合う場面が星槎を起点に出来てきます。言葉や文化の違いなどを超え、人間としてお互いを高め、補い合い、喜び合う場面から多くを学ぶことができる環境が星槎から生まれることになります。  星槎だから、できることがあります。スポーツからの学びの可能性にチャレンジします。礼儀作法や努力した人の気持ちを持つ。競い合う場面で相手を蹴落とすのではなく、互いに切磋琢磨し高め合う「共創(きょうそう)」する学びの環境が星槎から生まれます。  ブータンの新たな仲間を迎え入れ、共に生きる・共に育つ社会を創っていきましょう。星槎での学びは、∞です。「人を認める」「人を排除しない」「仲間を作る」を星槎が創る国際社会で体現していきましょう。

協定3

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