世界こども財団と星槎グループでは、東日本大震災以降、支援・交流活動を継続しておこなってきましたが、その一環として福島県でのサッカー交流事業も長年継続してきました。2026年1月は大熊町でサッカー教室を、相馬市では毎年恒例の「星槎奥寺カップ」を開催いたしました。
▪️大熊町こどもサッカー教室
1月16日(金)、福島県大熊町の学童に通う小学生たちが参加し、日本サッカー界のレジェンド奥寺康彦さんを講師にお迎えしてサッカー教室を行いました。また、地元の女子チームもサポートとしてご協力いただきました。参加したこどもたちの中には、昨年当財団が主催した夏のキャンプに来てくれた子もおり、嬉しい再会となりました。
当日は、サッカーをあまり経験したことがない児童も多かったため、手でボールをついて歩いたりなど、まずはボールに親しむところからスタートしました。その他にもドリブルやシュートの練習、最後には大人もこども交ざってゲームを楽しみました。
インフルエンザ流行の影響により、予定より少ない人数での開催となりましたが、参加したこどもたちは元気いっぱいで、地域のみなさんと一緒に楽しんでいました。

▪️相馬市「星槎奥寺カップ」
翌日の1月17日(土)には、相馬市の光陽サッカー場にて、毎年恒例となっている「星槎奥寺カップ」を開催しました。今年も相馬市のチームを中心に、U-10(10歳以下)の子どもたちによる計8チームが参加しましたが、今回は初めて会津や郡山のチームも加わり、より広い地域からの交流が実現しました。
大会はまず、A・Bブロック各4チームに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、その後、各ブロックの同順位チーム同士による決定戦を行いました。熱戦の結果、郡山から初出場したチーム「オルケスタ」が、見事優勝に輝きました。また、大会MVP選手およびグリーン賞3名も選出され、奥寺康彦さんから一人ひとりに表彰状と記念品が授与されました。
参加したこどもたちは、どの試合も最後まで元気いっぱいにプレーしていました。技術面でも、今のこどもたちはどんどんレベルが上がっていると感じさせられる場面が多くありました。一方で、以前に比べると少しおとなしい子が増えているという印象もあり、奥寺さんをはじめとする指導者のみなさんからは「もっとお互いに声を掛け合おう!」と、技術だけでなくコミュニケーションの大切さについても熱心にアドバイスが送られていました。
例年通り、1日で多くの試合数をこなすハードなスケジュールでしたが、各チームの指導者や保護者の皆様のご協力のおかげで、大きな怪我もなく円滑に進行することができました。大会の最後には、各チーム代表によるPK大会も行われ、こどもたちは大盛り上がりでした。

当財団では、福島のこどもたちがスポーツを通じて笑顔になり、心身ともに健やかに成長していけるよう、今後もこの活動を継続していきたいと考えています。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。引き続き本プロジェクトを温かく見守っていただければ幸いです。






