528日、東京の駐日エリトリア大使館のプログラムの一環として、港区立白金小学校で国際理解教育の出張授業を行いました。3年生全4クラスの117名が参加し、当財団のエリトリア出身職員であるケセテ・ハブテシオン・ベルハネがエリトリアについて紹介しました。白金小学校はエリトリア大使館の近くにあり、生徒たちは毎日その前を通って通学しています。そのため、国旗が掲げられた大使館ビルを見てエリトリアを知っている生徒も多くいました。

授業では、ケセテが作成したパワーポイントを用いて、エリトリアの歴史、文化、言語、食文化などを幅広く紹介しました。生徒たちは真剣に授業を聞き、興味深い表情を見せていました。質疑応答の時間には、大人でも難しいと感じるような質問が飛び交い、多くの生徒が積極的に手を挙げて質問し、生徒たちの旺盛な好奇心に感動しました。

後日、授業に参加した生徒の皆さんからたくさんの感想のお手紙が届きました。
「国旗の意味」や「2時間で3つの季節が体験できる」という話が特に面白かったとのことでした。また、「ぜひ一度行ってみたい」、「果物や食べ物も現地で本物を食べてみたい」など、心が温まる感想もいただきました。

このような貴重な機会をいただけたことに大変感謝しています。

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