2019年3月に星槎のスポーツ奨学生として来日したエリトリア人留学生のダイモン君、メルハウィ君、ミャンマー人留学生のヤミンさん、スーさん、カウン君が星槎国際高校湘南での3年間の全課程を修了し、晴れてこの春卒業しました。

親元を離れ遠く離れた日本という慣れない環境、異なる文化の中での生活は、多くの困難や苦労があったことでしょう。また、新型コロナウィルスの感染拡大は彼らの競技生活、学校生活とあらゆる場面において制限が課されることも多くありました。そんな状況においても挫けず、今自分たちにできること・やるべきことに取り組み、全力で日本での高校生活を駆け抜けました。

世界こども財団主催の送別会では、それぞれこの3年間を振り返りました。楽しかった思い出や苦労したこと、星槎で学んだことに加えこれまで支えてくれた友人、先生方、その他支援してくださった方々へ感謝の気持ちを述べました。流暢に日本語を話す彼らの姿からはこの3年間の成長を感じることができました。

卒業した5名はそれぞれ別の道を歩み始めました。ダイモン君は北海道にある星槎道都大学へ進学。4月4日には入学式が挙行され、晴れて大学生となりました。今後も日本で競技と学業を継続します。メルハウィ君、ヤミンさん、スーさん、カウン君については、母国へと帰国し、自分たちの夢に向かって歩みだしています。彼らにとって星槎・日本で過ごした時間は何事にも代えられない大きな財産です。近い将来、母国と日本の懸け橋のような存在となってくれることを願います。

卒業を迎えた留学生たちについては、4月に発行予定の「FGCニュース29号」で特集が組まれています。星槎グループと世界こども財団の支援によって、2018 年にブータン王国から来日しこの春晴れて東京大学公共政策大学院(GraSPP)の修士課程を修了したペマ・セルデンさんからのメッセージも掲載されますので是非ご覧ください。(近日中にホームページへ掲載予定)

ご卒業おめでとうございます!

 

FGC主催で送別会を開催しました

 

チーム陸上!

 

お世話になった方々へのご挨拶回り

 

入学式に出席するダイモン君

 

ミャンマー留学生帰国前の空港にて

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