8月1日と2日、ブータンと日本の2国間をZOOMでつなぎ「第1回ブータン& 日本リモートアーチェリー交流大会」を実施しました。今大会は、ブータンアーチェリー連盟(BAF)ヘッドコーチのサリー・パーク氏の発案と星槎グループの協力により実現しました。星槎国際高校湘南アーチェリー専攻のニドゥ君、ソナムさんと奥村君は、JOCエリートアカデミー生5選手、そして日本代表3選手と一緒に「チーム・日本」として参加し、「チーム・ブータン」は、12月の南アジア大会で銀銅メダルを獲得した4選手とパラリンピック車イスアーチェリーのペマ選手を揃えて参加しました。本大会では、初日に男女MIX戦と個人予選、2日目に個人決勝戦を行いました。

初日の男女MIX戦では、BAF、日本代表&エリートアカデミー混合チーム、そして、星槎国際高校湘南が出場し、ニドゥ君とソナムさんは「チーム・日本」で出場しました。初戦の対戦ペアは、BAFナショナル代表であるカルマ選手のいるペア。2人は、緊張し動きも固く、結果0対6と1ポイントも取れず敗戦。その後の3位決定戦の相手は、カルマ選手よりも前からブータンでオリンピックアーチェリーを牽引しているソナム・デマ選手と若手筆頭のキンレイ・ツェリン選手のペアでした。しかし、チーム日本の応援を貰った2人は、気持ちを入れ替え、今度は相手に1ポイントも許さず6対0のストレートで勝利し、3位入賞を果たしました。ソナムさんは「最後はとても緊張して手が震えていた」と嬉しそうに話していました。ニデゥは自身のべストスコアでタイ記録を残しました。今大会は、参加者全員に実りのある試合となりました。皆々からは笑顔が溢れ、両国間の選手が空間と時間の垣根を越えて繋がることができました。結果以上に心に残る試合を行うことができました。

日本人チーム一同
ブータンチーム一同

 

 

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