世界こども財団は、ブータン・パラリンピック委員会と、これからのブータンにおいて、どのようにパラリンピックムーブメントを活性化させ、草の根運動を行っていくのかを継続的に協議をしています。

ブータンでは、サッカー、バスケットボール、バレーボールの順で人気がありますが、パラリンピックのサッカーは、ブラインドサッカー、パラリンピックのバレーボールはシッティングバレーボールと方向性が見えています。しかし、パラリンピックのバスケットボールである「車いすバスケットボール」の見通しが立っていないということが分かりました。

そこで、世界こども財団は、24時間テレビの「バスケットボール用車いす贈呈事業」について、24時間チャリティ委員会へブータンの支援について相談し、応募させて頂きました。選考の結果、この度1チーム分5台の車椅子を、世界こども財団を通じてブータンへ謹呈して頂くことになりました。今年は50組の応募があり、その中から8団体と個人15名が選ばれ全体で55台が謹呈されることになったそうです。

そして、8月21日、世界こども財団は、製造元の株式会社松永製作所様より、5台の車いすを無事に納品して頂きました。また、メーカー様のご厚意により、車いすはブータン王国カラーの黄色とオレンジに着色もして頂きました。今後は、現地で必要としている人たちの役に立つよう少しでも早く現地へ届けたいと考えています。

 

 

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