星槎グループにいるエリトリア留学生は、星槎道都大学、星槎大学、星槎国際高校湘南に在籍し、陸上専攻で学んでいます。5月24日は、エリトリアの独立記念日でした。宮澤保夫理事長が、遠く離れた日本で生活をおくる留学生のために、独立記念日を祝うパーティーを開催しました。この日は、ミャンマー、ブータンからの留学生もエリトリアからの友人たちの記念日お祝いするために参加しました。共に母国から離れ、自国の記念すべき日を祝い想う心は同じです。当日は、日本人の先生や他の生徒もエリトリアの歴史に触れ、この喜ばしい日を共に分かち合う共生の場となりました。まだコロナウイルス感染の油断ができない中でのパーティー開催となりましたので、ソーシャルディスタンス、衛生、消毒と細心の注意と配慮を配りながら執り行いました。

エリトリアが、1960年代から30年に渡る戦いを経てエチオピアから独立した日が1991年5月24日です。首都アスマラでは、毎年、独立記念日を祝うイベントが開催されます。例年、1週間前からコンサート、スポーツ、ダンスで盛り上がるこの国民的式典ですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、イベントも制限されてしまいました。今年で独立29年目となるエリトリアは、国の発展を担う、多方面で活躍できる人材を求めています。留学生は、母国を離れて、日々汗を流して、将来スポーツを通して母国に貢献することを目指して努力しています。世界こども財団は、今後も彼らのスポーツ活動の支援だけではなく、今回のように様々な国同士がお互いを知り合い、共感理解を深める場面を作っていきます。

エリトリアの国旗
エリトリアの首都アスマラは独立記念日のお祝いで賑わっています。(2017年撮影)
2017年の独立記念日には、アスマラで打鼓音が特別公演を行いました。

戻る