世界こども財団と関わりの深いエリトリアから、3月25日から29日までの間、オスマン・サレー外務大臣が、日本政府の招待により訪日しました。

3月26日、都内某所において、駐日エリトリア大使館の主催、星槎グループ及び世界こども財団の支援によるレセプションが催されました。オスマン外務大臣にとっては、2008年の第4回アフリカ開発会議以来2度目の訪日となります。レセプションは、エステファノス駐日エリトリア大使によるエリトリアの歴史や文化の紹介によって始まりました。次に壇上に上がったオスマン外務大臣は、スピーチの冒頭で天皇陛下が退位することへの畏敬の念、そしてそのタイミングで来日できたことへの感謝の気持ちを述べました。また昨年7月に、エリトリアとエチオピアが20年ぶりに外交関係を再開できたことへの歓びと共に、日本とエリトリアの友好関係が一段と深まることへの期待を表しました。

会場にはアフリカ各国の大使館からの来賓も多く、歓談の時間には活発な交流も行われ、レセプションは終始和やかなムードで進行しました。スカイプロジェクトについても紹介され、星槎国際高校湘南で学ぶエリトリアからの留学生たちが壇上に上がって、日本語で自己紹介の挨拶をする場面もありました。

日本とエリトリア、新しい時代に向かって経済、文化、医療、教育、環境といった様々な分野での協力関係を更に強化して行くことが期待されます。こうした動きは、これからの未来を担うこどもたちや青少年に、夢や希望を与えることでしょう。世界のこどもたちの笑顔のため、世界こども財団は活動していきます。今後も皆さまからのご支援をよろしくお願いします。

壇上でスピーチをするオスマン・サレー外務大臣
星槎国際高校湘南で学ぶエリトリアの留学生も挨拶をしました。

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