3月7日に、エリトリアから新たに星槎国際湘南陸上競技専攻に入学するスポーツ奨学生3名が来日しました。メルハウィ選手、ダイモン選手、ナトナエル選手の3名は、4月より星槎国際湘南に入学し、同じエリトリアから留学中のデジェン選手やアヌール選手、そして日本人生徒たちとともに、中長距離を中心に陸上競技のトレーニングと勉強に励みます。
留学生の選定は、エリトリアの文化スポーツ庁やエリトリア陸上競技連盟との協働のもと行われていますが、さらに今回は、データだけではなく専門家の目で確かめるために、陸上競技専攻の坂田和監督が現地を訪問し、実際に選手たちの走りを見てセレクションを行ないました。「彼らはまだ陸上競技の経験は浅いが、素質としては輝くものを持っており、日本での練習を通じてきっと記録を伸ばしてくれるだろう」と、坂田監督は語っています。
また、世界こども財団の職員が現地にて、彼らに事前インタビューや学力チェックを行い、最終決定となりました。スポーツ奨学生たちには、陸上競技だけではなく、日本語や日本の文化を学び、日本の仲間たちとともに学び生活する中で、両国をスポーツを通して繋ぐ「親善大使」になってもらいたい - それが私たちの願いです。そして、そんな彼らの活躍は、きっとエリトリアの次世代の若者たちにも希望を与えると信じています。彼らの活躍にぜひ、注目してください。




大使からは日本での生活や文化についてたくさんのアドバイスをいただきました。