2018年11月25日、エリトリア、ブータンから星槎国際湘南への留学生5名が、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都)にて、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長に面会、座談会に出席し日本での活動報告を行いました。

星槎が継続的に実施しているスポーツ奨学生プログラムはIOCの公式プログラム(オリンピック・ソリダリティ・プログラム)として発展しており、今回の面会は来日中のバッハ会長とプログラム対象選手たちの交流の場として催されました。星槎国際湘南の陸上競技専攻に留学中のエリトリアのデジェン選手、アヌール選手、ブータンのペンジョ選手、アーチェリー専攻に留学中のブータンのニダップ選手、ソナム選手の5名はそれぞれ、日本での競技面や学習、生活面での経験、そこから学んだことや将来の目標について、バッハ会長に報告しました。

バッハ会長は、選手たちの日本での目覚ましい成長に驚き、彼らに向けてアスリートとしての未来への貴重なアドバイスをいただきました。質疑応答の際には、ペンジョ選手からアスリートのキャリア形成についての質問があり、フェンシングのゴールドメダリストでもあるバッハ会長からは、「競技の面でも、人生の面でも、教育が重要であり、学び続けることが大切」であるという言葉をいただきました。

これから世界を舞台に活躍していく留学生たちにとって、バッハ会長と直接触れ合う時間を持てたことは、大変貴重な経験となりました。そしてこうした彼らの活動は、本人たちだけでなく、各国の次の世代にも夢と目標を与えるものとなるでしょう。星槎グループと世界こども財団では2019年も引き続き、彼らの活動、そして広くスポーツを通した青少年育成、国際貢献に尽力していきます。

IOCトーマス・バッハ会長と星槎グループ宮澤保夫会長

 

バッハ会長とオリンピック・ソリダリティ・プログラムの留学生たち

 

 

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