ブータン・アーチェリー連盟(BAF)から派遣された四人の選手が、9月20日まで日本で行われている全国大会、ISPS Handa Cupに参加しています。
この大会への参加は星槎グループの招待によって実現しました。ISPS Handa Cupは、毎年海外から1チームを特別に招待しています。昨年は、韓国のチームが大会に参加しました。
コンパウンド2選手とリカーブ2選手、そして彼らのための2人のコーチが、9月11日にブータンを出発しました。
BAF関係者によると、今回の派遣は2020年の東京オリンピック大会へ向けた準備の一環であるということです。
2020年の東京オリンピックは、ブータンにとっての10回目の参加となります。
2016年のリオデジャネイロのオリンピックに参加した唯一の女性アーチェリー選手カルマ選手と、南アジア大会に参加したラム・ドルジ選手が、リカーブ種目に参加する予定です。
ラム・ドルジ選手は、オリンピックに出場することは、すべてのアスリートにとっての夢であると語りました。
「アーチェリーはブータンの国技です。連盟は私たちの大会参加を、心待ちにしています。私たちはこの大会のために、毎日最低5時間は練習をしました。私は毎朝、その日の目標を設定し、精神的、肉体的に自分を追い込みました。」
カルマ・シェラブとタンディン・ドルジは複合種目に参加します。タンディン選手にとって、今大会が国際大会でのデビューとなります。
各選手は個人種目に参加し、またリカーブとコンパウンド種目の団体戦にも参加します。
星槎グループとブータンオリンピック委員会は、2020年の東京オリンピックに向けて、選手とコーチの育成のために協働しています。
星槎グループは、アーチェリー用具、選手用キットの供給を通じてブータンのアーチェリー連盟を支援し、また年間の学生大会へ経済的支援も行っています。
星槎グループはまた、大会の優秀選手に奨学金を提供しています。それによって、毎年大会への参加者数が増えています。
今回のISPS Handa Cupへのブータン・チームの参加は、星槎グループが後援しています。
ブータンは、1984年のオリンピック以来、継続的にアーチェリーとライフル競技部門へ参加してきました。