世界こども財団と星槎グループでは、エリトリア国との東京オリンピック・パラリンピック大会へ向けての事前キャンプ協定調印をはじめ、スポーツを通じて、またスポーツを超えて、未来へむけて同国のこどもたちや若い世代の育成を支援する活動を続けています。日本でトレーニングをし、学び、同世代の日本の生徒たちと生活をする経験を通して、スポーツだけでなく、エリトリアのこどもたちの夢を広げ、エリトリアと日本の友好をさらに深めていく。これまでも多くの青少年アスリートを日本に招いてきましたが、いよいよ、長期の留学生が日本にやってきました。

DSC_0036

2017年1月19日、エリトリアからアヌール君とデジェン君が来日しました。二人は4月から星槎国際高等学校の陸上専攻の留学生として、日本の学生と共に勉学とスポーツに励みます。遠く離れたエリトリアからやって来た彼らにとって、日本での生活は全てが珍しく驚きの連続です。寮生活では友達と一緒にお風呂に入るという、エリトリアではあり得ない事も体験し、早速日本のお風呂の良さのとりこになりました。日本の食事も、色々なものにチャレンジしています。高校入学までの3ヶ月の間に、二人は一所懸命日本語の勉強をし、少しでも早く日本の生活に馴染めるよう努力しています。星槎国際高等学校の生徒の皆さんの暖かい歓迎に、彼らは心を開き、早く友達になりたいとワクワクしているようです。

2017.1.30 199

 

 

 

戻る