5月14・15日、日本体育大学健志台キャンパスで開催された「長距離競技会」(5千メートル、1万メートル)に、エリトリア選手男女13名が出場しました。彼らは今年開催されるリオデジャネイロ・オリンピッック、アフリカ陸上選手権大会、世界ジュニア陸上選手権大会への出場を目指しています。そのため各大会が定める標準記録をこの大会で突破するため、世界こども財団、星槎グループの支援を受けて来日しました。
 アフリカの陸上長距離強豪国エリトリアからこれほど大勢の選手が来日することは初めてでしたので、日本のスポーツ界、マスコミからも大いに注目されました。選手たちもその期待に応え、各組のトップ或いは上位で走りきってくれました。結果、リオデジャネイロ・オリンピックの5千メートル標準記録を2名が突破し、アフリカ大会は5名、世界ジュニア大会は3名がクリアする成果をあげました。PastedGraphic-1PastedGraphic-2

 エリトリア選手団は5月16日に   帰国しましたが、選手2名と陸連事務局長の3名がその後一週間日本に残り、2020事前キャンプ協定を締結している神奈川県、小田原市、箱根町を訪問し、人々との親善交流を行いました。18日には神奈川県の有力実業団チームと合同練習を行い、江ノ島の海岸を風を切って走りました。19日には、箱根町の仙石原幼児学園、小田原市の下中幼稚園、酒匂放課後児童クラブを訪ね、児童・生徒たちと遊びや歌や踊りで楽しい時を過ごしました。

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