5月21日～30日、エリトリアのオリンピック委員会会長、メハリ氏と陸上競技連盟事務局長のタデッセ氏が再度来日しました。2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向け、日本の関係機関、団体と協議を重ねるためです。在日エリトリア大使のエスティファノス氏もほぼ全行程に同行されました。
使節団はまず神奈川県の黒岩祐治知事を表敬訪問し、今夏にもキャンプ地誘致に関する協定書を締結することを約束しました。
使節団は、続いて日本オリンピック委員会（JOC）の竹田恒和会長を訪問しました。2016年のリオデジャネリロ・オリンピック時を目処に協力協定を締結することで合意し、今後内容を詰めていくことになりました。JOCとの覚書締結はエリトリア側が当初より望んでいたこともあり、今回の訪問は大きな成果となりました。
この他にも、外務省アフリカ部長、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進室長、日本陸連、コニカミノルタ陸上競技部等を訪問・視察し、2020年に向けての協力関係の話し合いを行いました。
また、スポーツメーカー、ミズノとは2015年8月に北京で開催される世界陸上大会から東京オリンピック・パラリンピックまで、エリトリア・ナショナルチームのウエア・シューズ等の提供につき覚書を締結しました。
